
日本はどんなものを世界から買っているの?

毎日便利に使っているエネルギーや、気軽に食べたり飲んだりしているものも、日本では生み出せず、海外から買っているものがたくさんあります。日本が輸入しているものについて、日本貿易会に教えてもらいました。
- 貿易の仕事
- 輸出や輸入の仕事
- 世界とつながる仕事
エネルギー資源から食料、機械まで、さまざまなものを買っているよ。
ヒナタとユイが手に入れたのは、日本では手に入れるのが難しいものがゲットできる、輸入先を記した宝の地図。それぞれのマークは何を意味するのでしょう? 地図とヒントを見て、一緒に推理してみよう!(2020年の統計における上位国です)


・地中に埋まる燃料の一種
・石油や石炭よりも環境に優しく、発電や家庭用など幅広いエネルギー源として重宝される

・パンにもパスタにもラーメンにも変化
・アメリカ、カナダ、オーストラリアなどの広大な土地で大量に生産すると、安く手に入る

・日本で作られた部品を輸出。海外で組み立てて完成品として輸入されるものもある
・アジアの工場で作られることが多い

天然ガス(エネルギー資源)
火力発電の燃料にしたり、家で料理を作ったり部屋を温めたり。クリーンなエネルギー源として注目されているのは、天然ガスです。石油や石炭などを含め、日本はエネルギー資源のほとんどを、海外からの輸入に頼っています。現在は8割以上が海外産です。

天然ガス(LNG)を運ぶタンカー
日本の一次エネルギー源の構成と
自給率の移り変わり

気づいたことを話し合ってみよう
▶日本のエネルギー自給率は、時代とともにどう変わってきたかな?
▶輸入されるエネルギー資源は、どんな国からやってくるのかな? 調べてみよう。
▶以前と比べて増えたのは、どんな発電方法かな? それはどうして増えたのかな?

小麦(食料)
パンやパスタは、もともと日本の食文化にはなかったもの。原料となる小麦は、ほとんどを輸入に頼っています。また、日本の狭い国土では大量生産しにくい農作物も、海外の大農場で作れば、安く生産することができます。小麦だけでなく、牛や豚の飼料なども含め、日本は食料の約6割を海外から輸入しているのです。

穀物の輸送船
日本の食料自給率の移り変わり

気づいたことを話し合ってみよう
▶日本の食料自給率は、どうして下がり続けているのかな?
▶スーパーの食料品売り場に並んでいる食品は、どこからやってきたのかな? 産地を調べてみよう。
▶もしも輸入ができなくなったら、毎日の食生活は、どんなふうに変わってしまうのかな?

通信機(機械)
日本の輸出品目のうち、2番目に多い「半導体等電子部品」は、中国や台湾などのアジアに輸出されます。その後、現地で組み立てられ、再度部品として、あるいはスマートフォンなどに姿を変えて、輸入されます。
日本の輸出・輸入上位10品目(2020年)

気づいたことを話し合ってみよう
▶日本の輸出品と輸入品には、どんな特徴があるかな?
▶それぞれの品目は、どんな国と貿易されているのかな? 調べてみよう。
▶もしも貿易ができなくなったら、日本の産業はどうなってしまうんだろう?みんなで考えてみよう。