
工場や倉庫での問題はどうやって解決するの?

わたしたちの身の回りにある製品は、工場などで作られ、倉庫で保管されたのちにお店を通じて手に入ります。こうした工場や倉庫などでの作業をサポートするしくみについて、トヨタL&Fに聞いてみました。
物流ドクターが工場・倉庫の問題点を探し出し、改善提案をします。
工場では、原料からさまざまな加工をして製品が作られたり、たくさんの部品を組み合わせて製品を作ったりします。そのときに欠かせないのが「ものを運ぶ」という作業です。組み上がった部品を次の工程に運んだり、できあがった製品を倉庫に運んで保管したりと、ものを運ぶという作業は必ずあります。こうしたものを運ぶしくみを物流といい、ここに問題が起きると、たくさんの製品が作れなかったり、できあがったものをお店まで届けられなかったりします。トヨタL&Fは、フォークリフトをはじめとした産業車両や、工場内の物流機器などの製品を通じて物流をサポートする会社。工場や倉庫などで、物流の問題が起きたときには、問題点を調査したり、改善策を考えたりして、よりスムーズに作業ができるような環境を提案します。トヨタL&Fの営業スタッフは、工場や倉庫などの物流の問題を解決することから、物流ドクターと呼ばれて信頼されています。工場や倉庫のどのような問題を解決するのか、見てみましょう。
物流ドクターが問題を解決!

みんなの困ったを
解決するケモ


フォークリフトの台数が多く、管理がたいへん

フォークリフトの使用状況を調査して、ムダを探しましょう


高いところの荷物を取るのが不安

豊富な安全機能を備えたフォークリフトを導入しましょう


荷物が増えて、物の置き場がなくなった

高いところにも置けるように、ラックを設置しましょう


フォークリフトの充電時間が長く、次の作業が進まない

短時間で充電が完了するフォークリフトを導入しましょう


人手不足で作業が順調に進まない

自動で荷物を運ぶ無人搬送車を導入しましょう


荷物を人力で倉庫に出し入れするのがたいへん

スイッチひとつで荷物を出し入れできる自動倉庫を導入しましょう

物流ドクターの提案で
倉庫の使い勝手が変わった!
この会社では、倉庫の荷物が増えて狭くなり、出し入れもしにくいと困っていました。そこで、置き方の改善と適切な棚の導入を提案しました。すると、品物の収納力も高くなり、在庫の状況もわかりやすくなりました。倉庫の広さは変えられませんが、使い方次第で、広く使うことができるようになります。
写真は島津ロジスティクスサービス(株)の倉庫

▲置き場を決めずに「とりあえず」詰め込んだ結果、取り出しにくいうえ、数量が把握できず在庫過剰に……


▲置き場・置き方を改善したことで取り出しやすくなり、在庫も一目でわかるようになった!
広くなって使いやす
そうだね!

何か困ったら
相談してもらえる関係を作りたい
トヨタL&F近畿株式会社
フリート営業部 仲村允さん
お客様の倉庫や工場での悩み・お困りごとに対して、問題を解決するための改善提案をするのが仕事です。工場・倉庫内の人や物の動きに注目して問題点を探し、改善します。お客様によって悩み・お困りごともさまざまなので、「役に立つ」改善提案をするのは難しいのですが、そのぶんお客様から「改善の効果が出た」と言ってもらえるとやりがいを感じます。「困ったらトヨタL&Fに相談しよう」と思ってもらえることが目標です。
お客様の問題を解決するための改善提案をします
