学校はどうやって守られているの?
みなさんの学校や住宅は、さまざまな防犯システムで守られています。どんなシステムがあるのか、セコムに教えてもらったよ。
いろいろな防犯システムで守られているよ。
学校には、さまざまな防犯システムが設けられている
みなさんが通う学校は、さまざまな防犯システムによって安全が保たれています。例えば、人がいない場所や時間帯は、いろいろなセンサーが見守ります。また、学校の周辺や出入り口などは、監視カメラが見張っています。このように、それぞれの場所に設けられた防犯システムで、学校の安全が守られています。
貴重品は、頑丈な金庫で守る
非常時に、ボタンを押して緊急を知らせる
ICカードや指紋認証などで、出入者を管理!
無人の場所は、画像センサーで見守る!
学校周辺や出入り口は、センサーの間に流れる赤外線ビームで侵入者をチェック!
学校の中と外に設置された監視カメラで見張る!
1 異常信号を送信
もし異常が発生したら、ただちにコントロールセンターに伝えられます。
2 コントロールセンターで状況を確認
コントロールセンターの管制員は、送られてきた異常信号を受け取り、状況を確認します。
3 指示を出して対処を行う
コントロールセンターの管制員は、緊急対処員を現場に急行させたりして、対処を行います。場合によっては、110番や119番への通報も行います。
一般の住宅も、学校と同じ、ホームセキュリティーという、防犯システムで守られているのだケモ。
自分たちでできる防犯
例えばこんなことに注意しましょう
・知らない人にはついていかない。
・不審な人を見かけたら、すぐにおうちの人や先生に報告する。
・たとえ近道でも、いつもと違う通学路や通塾路は通らない。
・登下校時や友達と遊ぶ時などは、できるだけ1人にならない。
・帰る時間など、おうちの人との約束は守る。
・留守番中にインターホンが鳴っても、ドアを開けない。
・留守番中は、家のドアや窓をしっかり閉め、カギもかける。
ほかにも、どんなことに注意し、どう対処したらいいのかを、おうちの人や先生と確認しておきましょう。
安全を守るために、こんな所でこんなものが活躍している!
わたしたちの安全は、家や学校以外でも、さまざまな場所で、いろいろな物に守られています。
セコムロボットX
屋外巡回監視ロボット。地上で、常駐する警備員とともに、工場などの広い範囲を監視します。
セコムドローン
小型飛行監視ロボット。上空3~5mから、学校や施設などの敷地内への侵入があったら現場に急行し、犯人の特徴を確実にとらえます。
セコム飛行船
民間防犯用として、世界で初めて実用化された飛行船。上空100mから、カメラで広域での異常を監視。イベント会場などで活躍します。
街やくらしの「安全・安心」を守るために活躍している人たち
私たちの街やくらしの「安全・安心」を守るため、さまざまな所で警備員が活躍しています。警備員の仕事は、法律で定められた条件をクリアした人だけができる、セキュリティーのプロの仕事です。
施設警備業務
ビル、工場、学校、遊園地などの施設を警備します。センサーなどを設置して、離れた所から監視する機械警備業務も含みます。
交通誘導警備業務または雑踏警備業務
工事現場での車や人の誘導警備や、お祭りやイベントなど大勢の人が集まる場所での警備を行います。
輸送警備業務
現金や貴重品などの運搬を、特殊車両を使って警備します。
身辺警備業務
いわゆる特定の人物を守るボディーガードや、携帯型の端末で身辺を見守るサービスなどによる警備です。
社会全体を守る仕事です
セコム株式会社 コーポレート広報部 堀越穂波さん
セコムは、1962年に日本初の警備会社として誕生しました。以降、家庭や学校はもちろん、オフィスビル、工場、大規模商業施設など、さまざまな場所で「安全・安心」を提供しています。
セキュリティーの仕事は、単に住宅や施設だけを守るのではなく、そこに住む人やそこで働く人も含め、社会全体を守る仕事で、わたしたちの暮らしに不可欠です。とてもやりがいのある仕事ですから、「多くの人を守りたい」「社会のために働きたい」という方は、ぜひセキュリティーの仕事に携わっていただきたいです。
セコムの仕事は、社会やそこで暮らす人々の生活を守る仕事です。