
バイヤーってどんな仕事をしているの?

お店に並んでいる商品の買い付けをしているバイヤーは、日々どんな仕事をしているのでしょうか。海外の商品を輸入するバイヤーについて、「業務スーパー」を展開する神戸物産に教えてもらいました。
商品の販売に向けて、海外の人たちとやりとりしたり、社内でプレゼンをしたり、チームワークを大切に活躍しているよ!

★食べ物が好きな人 ★英語力:必須 ★海外出張:あり
海外から商品を輸入する流れを見てみよう!
世界中のおいしい商品の捜索
世界各国で行われる食品展示会や海外視察で、安くておいしい商品や日本ではまだ知られていないめずらしい商品を捜索! たくさんの「商品サンプル」を日本に持ち帰る。

世界にはおいしい食べ物がいっぱい!

台湾

タピオカミルクティー

ベルギー

ワッフル

イタリア

トリュフピザ
海外メーカーと交渉
現地の言葉や英語を巧みに操り、海外メーカーと交渉を行う。このときに、「どんな味にするか」「どんな容器や袋に入れるか?」などの仕様や、価格交渉などを行う。日本のお客さんの好みをきちんと伝えるのもバイヤーの大切な仕事だ。

プレゼン

商品の輸入は、バイヤーによる社内のプレゼン(プレゼンテーションの略、企画などを説明する会議のこと)で決まる。バイヤーはプレゼンに向けて商品の試食も準備する。味や価格、どのくらい売れるかなど細かく検討され、輸入するかどうかが決められる。
現地工場での生産

プレゼンで採用が決まった商品が、仕様通りの品質で作られているか、現地工場での初回生産に立ち会ってチェックする。
日本へ輸入・販売

商品は船で数カ月かけて日本に届く。届いた商品に問題がないか、パッケージや中身をみんなでしっかりと確認して、いよいよ日本で販売!
いろんな国での「いくらですか?」
英語
(ハウ マッチ)

中国語
(ドゥオ シャオ チエン)

韓国語
(オルマエヨ)

フランス語
(コンビアン サ クット)

ポルトガル語
(クアント クスタ?)

バイヤーは日本だけじゃなく、いろんな国に仕事に行くケモ!

世界中の魅力的な商品をみんなに届けたい
神戸物産 海外商品部 森永貴絵さん
バイヤーの仕事は、社内のたくさんの人たちの知識と技術で支えられています。活躍の場は日本だけではなく、生産のときは現地に視察に行きますし、世界各国で行われる食品展示会にも参加します。
英語で交渉するのはとても大変ですが、「売れる!」と予測して商品化したものが数カ月かけて日本に入ってきて、お店に並んだときには大きな達成感を味わえます。
各国の営業担当や工場の方々は、日本との考え方の違いやイメージの違いに驚き、戸惑ってしまうこともあります。その差を埋めることも、バイヤーの仕事です。仕事はすべて英語が基本なので、どんどん上達しますよ。世界中の商品の魅力を伝えられる、やりがいのあるお仕事です。
海外の良い商品が日本でたくさん売れるようにがんばっています!
