さまざまな現場で活躍する准看護師！

今後の超高齢社会において、准看護師は地域の医療を支えるため、ますます重要な役割を担うことが期待されています。現在約30万人の准看護師がいますが、その活躍の場は、病院や診療所だけでなく、介護や福祉現場など実にさまざまなところがあります。

准看護師の主な仕事場は？

病院

診療所

医師の診療を手伝ったり、患者さんの看護ケアを行ったりします。

介護施設

介護が必要となった人が通う施設や居住する施設で、健康管理や看護ケアなどを行います。

在宅医療

患者さんの家を医師や看護職などが訪問して、治療やケアを行います。

准看護師はどうやったらなれるの？

准看護師になるためには、准看護学校で2年間、あるいは、高等学校衛生看護科で3年間の専門教育を受け、都道府県知事が行う准看護師試験に合格する必要があります。看護師の資格を取得するのに比べると取得までの期間は短く、できるだけ早く看護職の仕事をしたい、きちんと資格をもって働きたい人におすすめです。

Qどんな学校に通えばいいの？

准看護師課程の学校には、①医師会が運営②病院の附属③高等学校衛生看護科などがあります。准看護学校によって、入学要件や通学スタイルも異なるので、志望する学校情報を調べておくことも大切です。

Qどんな人が通っているの？

中学や高校を卒業したばかりの人から、社会人経験者まで幅広い年齢層の人がいます。在学中に医療機関で看護助手として働き、収入を得ることができるため経済的にも安心して通うことができます。

准看護学校に入学した生徒の最終学歴

医療機関で働きながら学校に通う学生は？

令和２年医師会立助産師・看護師・准看護師学校養成所調査

Q看護師さんとの違いは？

看護師は、国家資格ですが、准看護師は都道府県知事資格です。准看護師は「医師か看護師の指示を受けて」患者さんのケアをしなければなりませんが、仕事内容には大きな違いはありません。将来のキャリアアップとして、看護師を目指すことも可能です。

さらに勉強すれば看護師資格も取得できるのね。