毎日のご飯を支えているのは、どんな人たち?
みんなが毎日ご飯を食べられるのは、どうしてなのか考えてみたことはありますか? 食卓にご飯やお肉や野菜などのおかずが並ぶまでに、どんな人たちが働いているのかを全国農業協同組合連合会に教えてもらいました。
農作物や家畜を育てる農家の人たちや、スーパーや工場で働く人たち、穀物を輸入する人たちなど、たくさんの人が働いているよ。
みんなの食事ができるまでに、
どんな人たちが働いているのかを見ていきましょう!
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「輸入」に注目!
日本は1年間に約1600万トンのとうもろこしを輸入しているよ。その70%が家畜のエサになっているんだ。
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「リサイクル」
に注目!お店や農家や工場で働く人たちは、余ったものを無駄にしないで、再利用しているよ。
農畜産物を輸出
穀物を輸入
安全な飼料を安定的に農家に届けるために、JA全農は世界中からとうもろこしを輸入しているケモ。
さらにアメリカには世界最大の輸出施設を持っていて、日本をはじめ外国にも輸出しているケモ!
飼料工場、食品工場へ
穀物を飼料に加工する
家畜や農作物を育てる
リサイクル
家畜の糞は肥料にする
家畜に与えるエサを「飼料」というよ
穀物を食品に加工する
食品を販売する
リサイクル
スーパーで余ったものは飼料や肥料として使うよ
農家とみなさんを結ぶお手伝いをしています
全国農業協同組合連合会(JA全農)
広報・調査部長 新妻成一さん
私たち全国農業協同組合連合会(JA全農)は、農家とみなさんを「食」で結ぶお手伝いをしています。農家の営農活動に必要な資材を安定的に調達して、農家が大切に育てた米、肉、野菜、果物、乳製品などをみなさんにお届けしています。資材については、米や野菜をつくるための肥料、牛や豚などのエサ、田植え機やトラクターなどの農業機械、流通に必要な段ボール箱、燃料になる石油やLPガスなど、さまざまなものを取り扱っています。
農業は食生活を支えるだけでなく、田畑は洪水や土砂崩れを防いだり、空気をきれいにしたり、多様な生き物を守ってくれます。みなさんが日本の農畜産物を食べることで、日本の豊かな自然環境を守ることにもつながります。
毎日の食事に興味を持って考えてみてね!