ゲームはどうやって作られているの?

株式会社バンダイナムコエンターテインメント 株式会社バンダイナムコスタジオ

みんなが大好きなゲームは、どんな人たちがどうやって作っているのでしょう? 人気のゲームがどのように生み出されるのかを教えてもらいました。

  • ゲームの仕事
  • 商品開発の仕事
  • アソビを作る仕事

プロデューサーやクリエイターをはじめ、たくさんの人たちの力を結集して作っているんだ!

ゲームを作るのは簡単ではありません。100人規模の人たちが関わり、何年もかけて開発をしているものが多くあります。

ゲームができるまでを見てみるケモ〜!

ケモノン

どんなゲームを作るか
企画を立てる

ゲーム市場の流行やプレイヤーの動向などをつかんで、ゲームのターゲット(購入して遊んでくれる人)を決定します。ターゲットによって、企画のコンセプト(基本的な考え)は変わります。どんなゲームを作ったら楽しんでもらえるか、コンセプトを決めたら、しっかりと調査します。熱意を込めて企画書にまとめて企画会議に通ったら、いよいよゲームの開発へ!

企画

プロデューサー 森口拓真さん

プレイヤーが実際に楽しむ姿を想像しながら、ゲームの企画を詰めていきます。みんなの心に残るゲームを作るぞ!

矢印

ゲームで使うすべての絵を作る

オープニング映像、キャラクターや背景、エフェクトなど、そのゲームにおけるすべての絵を作るのがビジュアルアーティストの仕事です。絵筆やペンを使ってゲームの世界観を表すイラストを描いたり、コンピューターを使って3DのCGを作ったりします。キャラクターの帽子は赤と青のどちらがいいか、といった細かい部分まできちんと話し合いをして、より魅力的な絵になるように何度も検討します。

ビジュアルアーティスト

ビジュアルアーティスト 斎田亮さん

「カッコイイ!」「可愛い!」と思ってもらえるような絵を目指して描いています。特にゲームはCGで表現されることが多く日々進化し続けているので、新しい表現の仕方を勉強、工夫しながら作っています。とてもやりがいがあり、楽しい仕事です!

音楽や効果音を作る

面白いゲームを作るためには、音が欠かせません。ゲームのさまざまなシーンにあわせた音楽や効果音を作っているのは、サウンドクリエイターです。迫力を出すのか、怖がらせるのか、安らぎを与えるのか、音次第で大きく変わります。

サウンドクリエイター

サウンドクリエイター 矢野義人さん

音によってゲームの遊び方をわかりやすくプレイヤーに伝え、感情移入してもらえるように心がけています。キャラクターの攻撃力を効果音で伝えたり、画面外から聞こえる怪物の声でドキドキさせたり、動きに合わせてアツい音楽を鳴らしたり、さまざまな工夫をします。音でゲームの面白さがアップして喜んでもらえたとき、とてもやりがいを感じます!

プログラミングをする

ゲームの仕様書の内容からプログラム(ゲームを動かす仕組み)の構成を考えて、正しく、速く動くように作成します。より良い仕様や、実現不可能な仕様の代替案などを提案することもあります。他のプログラマーと協力して作業するので、わかりやすいプログラムを書くことが大切です。

プログラミング

プログラマー 脇坂健一さん

みんなが作ってくれた素材を組み合わせて「ゲーム」としてまとめるのがプログラマーの仕事です。誤動作の修正はもちろん、どうプログラムすればプレイする人がより快適になるかを考えて作業しています。

矢印

ゲームを宣伝する

ゲームの魅力を最大限に伝えるために、ゲームの発表から発売までの効果的な宣伝プランを考えます。初心者の人からゲームが好きな人まで、いろんなお客さんに内容や面白さが伝わるようにCMやプロモーションビデオを作ったり、SNSで情報を発信したりします。お客さんの反応を見て、伝える情報やメッセージを変えるなど、発売まで試行錯誤します!

プロモーション

プロモーション 青山早紀さん

ゲームの発売をお客さんに楽しみにしてもらえるように、子ども心を忘れずにいろんな仕掛けをします。ターゲットやゲームによって宣伝のプランは全然違うので、お客さんの立場になって考えるのが大切です!

矢印
ゲーム発売

たくさんの人たちの手によって、ゲームが完成!
ゲーム作りで一番大切なのは、みんなに楽しんでもらえるかどうかです。

ゲーム楽しい